フランスの南西部に位置するボルドー地方は、世界的に有名なワインの生産地です。
そして、とても魅力的な素敵なワイン産地です。
ボルドーの影響を受けたワイン産地は、世界中にありますが、特にアメリカのカリファオルニアのナパ・ヴァレーなどは、ボルドーの良いとこをしっかり受け継いでるワイン産地として存在しています。
ワイン産地ボルドー
ボルドー地方には、5000以上のシャトーと呼ばれるワイナリー があります。
生産者数は、約14,000と言われています。
ワインの種類としては、ボルドーは、赤ワインの生産量が白ワインとロゼワインより多いです。
日本では、ボルドーの赤ワインファンも多いと思います。
ボルドー色と言うと、赤紫色のイメージがからも来るように、
ボルドーは赤ワインでその名が知られています。
しかし、有名なソーテルヌやバルサックは、ボルドーの甘口白ワインです。更に、グラーヴなどの辛口の白ワインも世界に名声を上げています。
私は、甘いワインは苦手でしたが、ソーテルの黄金色に輝き、貴腐ブドウの濃厚な甘みは別格でした。
単なる甘さでなく、身体にしみ込む、そして心にしみ込む味わいの豊かな甘みです。
さすが世界最高峰の貴腐ワインです。
私は、シャンパーニュ の次に、ソーテルヌが大好きです。
著書『ボルドーでワインを造ってわかったこと』
著者である安蔵氏が、ワインの研究や技術が素晴らしい産地であるボルドーで得た多くの知識や技術を日本のワイン造りに生かしてくださっていることを知り、ワイン愛好家として感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ボルドーでワイン造りを経験し、日本に戻り、勝沼ワイナリー にて日本のワイン産業に貢献されている安蔵光弘氏の著書
『ボルドーでワインを造ってわかったこと』
に出会い、更なるボルドーワインに興味を持ちました。
著者は、ボルドーにて日本企業が所有しているシャーに駐在しながら、ボルドー大学にて醸造学を学ばれています。ボルドーには4年2ヶ月間滞在され、その間は日本のワイン造りに生かせることを持ち帰りたいと思っていたそうです。
ワイン造りは、言葉だけで伝授するのは難しいと察しはつきます。
現地の気候と土壌の中で、ブドウの木を育て、醸造し、出来上がるワイン飲むということを肌で感じ、吸収した全てを日本に持ち帰って下さいました。
日本のワイン産業は、このような方々の貢献により、成長していると感じます。
ボルドーマラソン
ボルドーでは、毎年9月にボルドーマラソンが開催されてます。
正式名称は、メドックマラソン。
ブドウ畑の中を走る42.195kmのフルマラソン大会です。
その間に、シャトーと呼ばれるワイナリーを縫うように走り抜ける、ランナーが主役のお祭りです。
通常のマラソン大会とは異なり、タイムを競うランナーはほんの一握りのランナーです。その他のランナーは制限時間いっぱいまでどれだけ沢山楽しめるかを競いあっているようです。
毎年のテーマが異なり、そのテーマに合わせて仮装したり、ランナーが面白く楽しく参加するマラソンでもあります。走りながら、シャトーから振舞われるワインやステーキ、チーズ、ハムなどの色々な品を飲みながら食べながら、そして楽しみなら完走するそうです。
最近は、日本人の参加者も増えているということで、旅行会社でツアーにての参加も可能のようです。
ワインを飲みながらでも走れる体力は凄いですね。
Happy Life 世界中に素敵なワインの幸を祈ります